例会ってどんなことやってるの?

特にゲストの皆様、トストマスターズクラブに参加されたことがない方々にとって、
例会ではどんなことが行われているのか?」がわからなければ「いきなりのゲスト参加」というのは不安を感じてしまうかもしれません。

そこで本日は、

● 三鷹ビジネストーストマスターズクラブの例会の流れ

ついてザックリお話をさせていただきたいと思います。

まず、これは「三鷹ビジネス」に限らず全てのクラブに共通することなのですが、
トーストマスターズクラブの例会は基本的に

準備スピーチ

テーブルトピック(即興スピーチ)

論評

という大きく3本の柱で構成されています。

● 準備スピーチ

はもちろんその名の通り、事前にスピーチの内容を準備し当日スピーチをするものです。

時間は5分〜7分というのがスタンダードっぽい感じですが、もちろんそれより長い時間で設定されることもあります。
この時間も含めてスピーカーが事前に設定をします。

ちなみに、三鷹ビジネストーストマスターズクラブでは毎回、1名〜3名が準備スピーチを行います。

● テーブルトピック(即興スピーチ)

次にテーブルとピックのコーナー!こちらでは「即興スピーチ」を行います。

毎回、「テーブルトピックマスター」という「司会者であり、お題を出すような人」がそれぞれ参加者に

このお題で〇〇さん、スピーチをお願いします!

的な形でいきなり誰かを指命!
指名された方は何事もなかったかのように涼しい顔でシレっと即興スピーチを繰り広げていきます。

大体時間は1~2分程度。ただこの短い時間が、お題によってはめちゃめちゃ長く感じるぅ〜!
ハラハラ・ドキドキの時間でもありますが、それもまた即興スピーチの腕の見せ所!
準備スピーチとはまた違った醍醐味があります!

さらには事前に心の準備のある準備スピーチと違い、この即興スピーチはみんなが多少アワアワしながら繰り広げますので、
即興スピーチを「する方」も「聴く方」も、お互いにハラハラ・ドキドキの気持ちがわかり、結構LIVE感がある楽しいコーナーです。

ちなみに、この即興スピーチは、ゲストの方もトライ可能です。ただ、

いきなりゲストで例会に参加し「即興スピーチ」なんて怖い!できない!

という方もいらっしゃると思うので、事前にご参加の可否のご意向を伺っております。

さて、「準備スピーチ → 即興スピーチ」が終わると

● 論評

というコーナーになります。

この「論評」というのは、一般的な言い方で言うとフィードバックです。

実は、各準備スピーチに対してはそれぞれ「論評者」が一人ずつ担当し

「このスピーチは〜〜〜というところがよかった!
「さらに良くなる点は〜〜〜です!」

のように分析・発表をしていきます。

これにより準備スピーカーはもちろん「今後のさらなる課題」が具体的に見つかりますし、
準備スピーカー以外の参加者もそれぞれ、今後のスピーチに活かすことができます。

そして実は、この論評自体がスピーチの1つと捉えることができるので、
その会で「準備スピーチ」をしなくても「スピーチの機会が巡ってくる」ということになります。

で、この「各論評」にはさらに上位層の「総合論評」というラスボス的なのもあります!

まず、「総合論評者」は、それぞれの論評に対する論評を行います。(何のこっちゃかようわからんくなってきた💦)
また、

各役割に対する論評
・会全体に対する論評

なども行います。

・「各論評」はどうだったか?
・「各役割」はどうだったか?
・「会全体」はどうだったか?

など、会を包括的に論評(フィードバック)していくのがこの「総合論評」になります。

さて、総合論評のラスボスもクリアすると会も終盤。

● Best論評者・Bestテーブルトピックスピーカー・ベスト準備スピーカーの発表

になります。やっぱり何だかんだでいくつになってもBestに選ばれると嬉しいもんですね!✨

それぞれのBestも発表され、盛り上がり喜んだところで

● 記念撮影

こちらは特にゲストさんで「顔出しNG!」という方には画面をオフにしていただいております。

最後の最後に、

● 会長より締めの一言 & 例会お開き

というのが「毎回の流れ」になります!

基本は21:00が終了時間ですが、各スピーチのボリューム・盛り上がりの程度のよっては時間が過ぎてしまうこともあります。
でもその場合は、21:00以降は「任意の時間」とし、ご都合によりいつでもご退出いただけます。

ところで日本のトーストマスターズクラブには大きく3つのタイプがあります。

● トーストマスターズクラブの3タイプ

  1. 英語クラブ:例会の全てを「外国語(主に英語)」で行います
  2. ハイブリットクラブ:例会を前後半で「外国語(主に英語)日本語(順不同)」に分けて行います
  3. 日本語クラブ:例会の全てを「日本語」で行います

ちなみに、三鷹ビジネストーストマスターズクラブは日本語クラブです。

ということで例会のすべてはもちろん「日本語」。

・「ビジネスなどでの自分のスピーチ力・プレゼン力を上げていきたい」という方
・「ゆくゆくは英語スピーチもトライしてみたいけれども、まずは日本語スピーチから始めていきたい」という方
・「日本語はある程度話せるけれども、もっと自分の日本語力を鍛えていきたい」という外国人の方

など、目標・目的はそれぞれですが、お互いの日本語スピーチに触れることによりスピーチ力の向上を切磋琢磨しています。

さて、最後に

● 三鷹ビジネストーストクラブ

は「ビジネス」と言う言葉があるので、

ガチガチにビジネスの雰囲気なの?ビジネスのスピーチ・プレゼンしかしないの?

というと、そんな事はありません。むしろその逆!
ゲストさんからは、

参加する前は緊張・不安もありましたが、出てみるとアットホームな雰囲気でびっくりしました〜!

というご感想をよくいただきます。

また、スピーチの内容も「ビジネス」という縛りは全く無く、「プライベートや趣味、いつも思っていること」など多岐に渡ります。
では、なぜビジネスなのか?」と言うと、まず、

・クラブの創立がビジネスの繋がりで集まった仲間同士が創設したクラブだったから

ということ。
そして、もう一つの理由は、

・ビジネスだからこそ「ビジネス」だけではなく「多岐にわたるトピック」でのスピーチ力が必要

ということです。

実際のビジネス・商談・営業などでは「ガチガチのビジネスの本題のみ」ではなく、相手の印象・場の雰囲気・話の進み具合などにより、
リラックスした話や、時にはジョークなども盛り込むことにより、話が伝わりやすく説得力が増すことも非常に多いかと思います。

ということで、三鷹ビジネストーストマスターズクラブでは「ビジネス」という名前がついていますが、だからこそスピーチでは「多岐にわたるトピック」を扱っております。

以上、「例会の流れ・雰囲気」をご紹介したことにより「実際の例会ではどんなことをやっているのか?」がザックリとですがイメージできたかもしれません。ゲスト参加をご検討の方は是非一度ご参加ください!

ところで!先ほど「各役割」というものがありましたが、こちらに関しては何も説明がありませんでした!
スミマセン。意図的にスルーしておりました!(笑)

実はこの「各役割」も例会・スピーチにおいてはなくてはならない非常に大切なものです!
それについては次回の投稿で詳しくお話をさせていただきます!