ディベートに初チャレンジ!

第218回例会は,オンラインにて,7名で開催されました。

 初ディベートに,斬新なテーブルトピックと,とても楽しい2時間5分(所定時間は2時間です。)で,あっという間に過ぎてしまいます。

 ●準備スピーチは,ゼインさん。タイトルは,「ザラちゃん」。プロジェクトの目的は,「自由なテーマで,論評とフィードバックを生かし,改善して次のスピーチに生かす」ことです。所定時間は,2分半から5分半の設定です。ザラちゃんは,ゼインさんの妹。子供の頃から大人になって結婚するまでのお話し。写真のスライドを使いながらのスピーチです(結果:5分21秒)論評者は,岩崎さん。所定時間は,1分半から3分半。スピーチの良い点,①終始,笑顔が良い。②ザラちゃんの子供の頃や大人になるまでの写真を使い,聴衆の心を掴む。③最後は,歌で誕生日を祝う。改善点,①次に話す内容を思い出すときに,不安な感じが出る。(結果:3分29秒)

 ●テーブルトピックの役割担当は,岩崎さん。(論評者をやり,テーブルトピックもやる。大忙し!)そのお題とは。これも初めてのスタイル。音を聞いて,それから想像するストーリーをスピーチしてもらう,というものです。①三宅さん。(ザーーーという音に)熱い部屋へ入る。エアコンがない。そうだ,扇風機があるじゃないか。そう,扇風機の音。②加納さん。(ざわざわ,同時に人々の話すざわめきの音)マスオさんとサザエさんがケンカ。結婚当時は仲が良かったのに,時を経るごとにケンカが絶えなく,,,。{想像つかない展開に唖然}。③トレントさん。(ピコン,ピコン。一昔前のPCゲーム音のうような)となりのトトロを思い出し,,,。メイちゃんがおとなになって,東京で困っていたトトロを助けてあげる。{メルヘンチックとリアリティーの融合}④宮地さん。(トンネルで風が通り抜けるような音)天城峠のトンネルの音。友人と肝試し。逃げろー!⑤ヤマちゃん。(ぴちょん,ぴちょん。水の音)プール並のお風呂。夏の暑い夜に,水風呂に電気を消して,月明りを楽しんでいると窓に光る眼が。それは化け猫で,格闘になり,,,。

 ●ディベートのコーナー。ディベートマスターのトレントさんが説明します。「政府側」(賛成)と「野党側」(反対)に各3名づつに分かれ,自分側のメリットと相手側への反論を行います。テーマを3つの中から皆で,1つ選びます。「日本の遠慮の固まりという習慣を忘れよう--最後の寿司は残さないで手を伸ばすこと」〇政府側ゼインさんが,最初の「遠慮の習慣を忘れる」メリットを主張します。野党側ヤマちゃんは,その主張に対し,習慣を守ることのメリットで反論します。〇次に政府側トレントさんが,野党側ヤマちゃんのメリットや主張に対し,さらに新たな視点で政府側のメリットと反論をします。そして,野党側加納さんは,その政府側の新たなメリットや主張に対し,さらに反論して,新たな視点で野党側のメリットを主張します。〇最後に,政府側三宅さんが,既に述べたメリットや反論の総まとめを述べます。次に,野党側岩崎さんが既に述べたメリットや反論の総まとめを述べます。〇そして,ジャッジである,宮地さんが,どちらかに軍配をあげます。

【今日の結果】ベストテーブルトピック賞は,トレントさん。ベスト論評者賞は,岩崎さん。ベストスピーカー賞は,ゼインさん。そして,第1回ベストディベート賞は,野党側のヤマちゃん,加納さん,岩崎さんです。本日の賞者,おめでとうございます!

【感想】ディベートは,スピーチと違い,他者との対話,即興性が要求され,また,チーム内のコンビネーションも必要になり,とても楽しく過ごせました。次も期待します。