5月21日 ためになるスピーチが目白押し!

例年になく早い梅雨の訪れとなりました。連日じめじめした気候が続きますが、その雰囲気を吹き飛ばす、ためになるスピーチが目白押しとなった例会でした。

本日最初のスピーチは小俣さん。性格を変えるには?というテーマで、海外の大学で実際に行われた研究から、効果的な手法を説得力をもって紹介してくださいました。
内容は以下の3点にまとめられます。
①自分がこうなりたいという意思を保ち続けていくうちに、性格は変化する
②「If-then(イフ-ゼン)プランニング」が有効。「AになったらBをする」をルール付けすることで、行動がスムーズに変わるようになる
③どんな行動でも60週間続ければ習慣化される
執筆者自身も含め、自分を変えようと目標を立てても挫折してしまったり、長続きしづらい人たちにとって大変ためになるお話でした。

二番目のスピーチは三宅さん。異業種交流会組織にて、新任役員にコーチングを行った経験を共有してくださいました。組織の中で役割を遂行するにあたり、時間が取れないことを訴えた相手に対し、物事の優先順位のつけ方や、役職を行う意義やメリットを伝えました。その際、面倒がらずに相手の言葉を聞き、繰り返し伝えることと、「相手がわかってくれるはず」という幻想を持たないことを心掛けました。コーチングを続けることで、相手がやる気を出してめきめきと成長し、組織の中で信頼を得られるようになりました。
「コーチングとは、相手が良い選択をしてくれること。もとからある力を自身で引き出すこと」という三宅さんのメッセージに、相手の成長を心から願う思いやりが込められていました。

三番目のスピーチは、本日のTMOEも務められた岩崎さん。私たちは、時間を正しく知ることが安心に繋がっている側面があります。一方、近所に「あてにならない時計」という、奔放に時間を表示する時計があります。
時間を正確に把握する生き方と時間にとらわれない生き方、どちらが豊かな人生だろうか?と考えるようになりました。今までは後者のように、偶然の素敵な出会いが大切だという考え方をとっていましたがが、「棺桶に入るまでの時間、どのように過ごすかが大事」という考え方を知り、計画を立てることを取り入れてみたいと思いました。
正確な時計=正しさと、あてにならない時計=遊びの両方を大事にし、人生を豊かにしたいというメッセージで締めくくられました。
バランスのとれた豊かな人生の送り方というテーマについて、考えさせられるスピーチでした。そして、岩崎さん、TMOEとの兼務で準備が大変だったと思いますが、お疲れさまでした!

ここ最近は、クラブ名称「三鷹『ビジネス』」に沿った、ビジネスに役に立つテーマや、人生を考えるテーマのスピーチが増えてきたように思います。聞くだけでも深く勉強になる数々のスピーチを、ぜひともクラブ外の方々にも聴いていただきたいと思い、毎回例会レポートを執筆しています!